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2020_1206_154738 【34】柿ノ木浜南踏切

写真: 2020_1206_154738  【34】柿ノ木浜南踏切

写真: 2020_1206_154830 柿ノ木浜南踏切から大阪方向を見る。 写真: 2020_1206_153729 中書島

京阪の中書島駅から丹波橋駅の間にはたくさんの踏切があります。
最初の踏切は柿ノ木浜南踏切です。
中書島を囲む水路のひとつである宇治川派流を渡る橋の左岸(中書島の島側)になります。
元々は宇治川に面した浜だったことをうかがわせる地名ですね。

先日まで見てきた七条〜丹波橋間は、伏見街道に並行する琵琶湖疎水と、旧陸軍第十六師団の駐屯地に挟まれた場所でした。京阪電車が開通当時は周辺のこれらは最新のインフラでしたので、道路交通との関係という面でも、主要な道路の立体交差化などが配慮されていたため、踏切は歩行者を遠回りさせないための小さくて補助的なものが多かったです。

ところが丹波橋〜中書島間は様相が違ってきます。こちらは伏見城の城下町だった伏見の街中を突っ切る立地になっており、かつ京都から南へ下ってきた線路は丹波橋と伏見桃山で西へオフセットするためS字カーブを描き、さらに伏見桃山から中書島にかけて南から西に進行方向を変えるため大きく90度のカーブを描く線形となっています。
条里制の碁盤の目のなかをS字と90度カーブで鉄道が通過すると踏切はどんなことになるかは想像がつくと思います。とにかく踏切を見ていくために道をジグザクに進んで行くことになるのは想像に難くありません。

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