水鳥のお宿
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勧修寺の池です。
平安時代、毎年一月二日にこの池に張る氷を朝廷に献上し、その氷の厚さでその年の五穀豊穣を占ったそうです。
遠くに見えるジャングルのような島は、夕暮れ時になると琵琶湖から帰ってくる水鳥たちのお宿になるそうです。
ここを訪れたときは午前9時ごろでしたので、鳥たちは琵琶湖にいたのでしょうか。
氷ということで、枕草子からこんな一文はいかがでしょう。
清少納言は、あてなるもの(上品で貴重なもの)として、かき氷と述べています。
あてなるもの
うす色にしらかさねの汗衫(かざみ)
かりのこ
削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき金まりに入れたる
水晶の数珠 藤の花
梅の花に雪の降りかかりたる
アルバム: wonderful kyoto
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