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2014_0210_131137_近鉄8600系

写真: 2014_0210_131137_近鉄8600系

写真: 2014_0920_165238_近鉄8600系 写真: 2013_1013_144823_平城宮跡

同じ4扉でも古い8000/8400/8600/8800系は
先頭車・中間車とも前後非対称の窓割・扉割になっています。

電車の編成が短くてほとんどの車両に運転席があった頃の間取りは、
?-1 前後対象のきれいな客室をつくり、端に乗務員室をくっつけて全体で所定の長さに収まるよう
   レイアウトする。
?-2 中間車は先頭車の乗務員スペースも客室にしてしまう。(中間車は客室も前後非対称)
or中間車は新たに所定の全長全部客室で前後対象にレイアウトする。(先頭車と扉位置はずれる)

ドアから彫り込んだお客さんを奥へまんべんなく効率よく押し込んでいくのには客室を前後対象にするのが良いと思われます。

ただ、編成が長くなり、中間に先頭車が前を向いたり後ろを向いたりして入りだすと編成の仕方で扉位置の違いが出てきて、今度は整列乗車に悪さをしはじめます。

そこで長編成を前提とした間取りに変わっていきました。
?-1 中間車は全長にわたる前後対象のきれいな客室になるようレイアウトする。
?-2 先頭車は中間車の端部の客室を必要なだけ分だけ乗務員室に変える。

こうすると中間に先頭車が混じろうが混じるまいが扉位置は一定になります。
ホームドアには対応しやすくなりますが、欠点がないわけでもなく、乗務員室と次のドアが近くなりすぎる傾向になり、このドアだけは乗り込んだお客さんが左右に分かれて流れ込まず、乗車に手間取ったりします。

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コメント (6)

  • symrioz

    新旧や地下鉄乗入車で乗車位置が違うということになりますが、京都駅でも丹波橋駅でも違和感はないです(家の近くの駅では扉位置表示がない!)、停車位置は正確でしょうし、ずれは数10センチ以下ということかな。
    上の「中間車は先頭車の乗務員スペースも客室にしてしまう」とありますが、機器類は取り外しただけで、中には入れるなかなか楽しいスペースがあった中間車もかつてあったような気がします(通路を挟んで片側だけかもしれません)

    2022年2月23日 15:13 symrioz (0)

  • キューチャン

    がんちゃんさん
    ☆ありがとうございます。

    2022年2月23日 21:05 キューチャン (36)

  • キューチャン

    トキゾウさん
    ☆ありがとうございます。

    2022年2月23日 21:06 キューチャン (36)

  • キューチャン

    kameさん
    ☆ありがとうございます。

    2022年2月23日 21:06 キューチャン (36)

  • キューチャン

    フーテンのふさん
    ☆ありがとうございます。

    2022年2月23日 21:06 キューチャン (36)

  • キューチャン

    symriozさん
    ☆とコメントありがとうございます。
    ↓毎日新聞のこんな記事を見つけました。
    正確に作図すると結構ずれていますね。
    https://mainichi.jp/articles/20170109/k00/00m/040/067000c
    近鉄の車両だけでも最悪ドア1個分(幅1.3m)くらいずれるケースもありますがホームではそこまでビタビタに電車に近づいて並ぶわけでもなく隣のドアまで4mくらいはあるので1mくらいまでのずれは気にならないのかも知れませんね。
    京阪でもドアが多すぎてホームドアに対応できないということで昨年惜しくも5扉車の5000系が廃車になってしまいましたが、
    http://photozou.jp/photo/photo_only/251552/267223841
    駅には3扉車と完全にずれるので5000系用の扉位置指標はありませんでした。
    「心配せんでも扉2つ来るから好きな方から乗ったらええねん。」と言われていましたね。
    運転台簡易撤去車と呼ばれる中間車、ありましたね。リニューアルのときに仕切りも外して乗務員用扉も埋めて完全に客室に改造するが、とりあえず機器を外して蓋だけして、乗務員用扉もそのまま溶接してしまい、というような。
    ちょっと車掌さん気分が味わえましたが個室の雰囲気もあったので結構競争率の高いスペースでもありました。

    2022年2月23日 21:44 キューチャン (36)

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