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イチゴの実は・・・

写真: イチゴの実は・・・

写真: 成田山新勝寺 写真: 今日の食卓-2

①…イチゴの花
②…雌蕊の土台(花托又は花床、①の黄色個所)が膨らんできた状態
③花托(又は花床)が少し色づいた状態
④花托(又は花床)が赤く色づいた状態

イチゴは一般的に果実として扱われているが、バラ科の多年草なので正式には野菜です。

では、イチゴの実はどこでしょうか?
①の花の中央にある黄色の個所(花托)に無数の雌蕊が付いています。
②の画像では、花托が膨らんでいて、その周りに小さな粒が少し膨らんでいるのがイチゴの実です。その中に種が入っています。
③の画像では周りの粒は少し膨らんだまま。
④の画像では実が退化してきています。もう少しすると実の中の種だけが花托の周りに付いた状態になります(実が退化して鏡面に種が残ります)。

なので実と思っている赤い部分は花托(又は花床)といって花の付け根の部分が発達して食用部となったもの。
一つの花に無数の実があるということです。
一粒のイチゴは200~300個もの実が集まった集合果。

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