アカボシゴマダラ#07
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Hestina assimilis assimilis (Linnaeus, 1758)
タテハチョウ科 コムラサキ亜科 コムラサキ族
東京都武蔵村山市 2024.4.20 体長約38mm
エノキの若木の葉を食べていた低温季型の5齢(終齢)幼虫。
温暖季型は縞模様がほとんどなく、背面の突起は黄白色。
東アジアに広域分布する外来種。1995年に埼玉県で突如確認された。
日本では移入個体群である基亜種が特定外来生物に指定されている。
違法な放蝶により繁殖したと推定され、
今や関東を中心とする各地でごく普通に見られる。
繁殖力が強く、寄主植物が同じ在来種のゴマダラチョウ、
オオムラサキ、テングチョウと競合しているとされ、
実際ゴマダラチョウは近年減少の一途を辿っているが、本種に罪はない。
近年狭山丘陵ではゴマダラチョウをほとんど見かけないが、
同種と本種は交雑可能らしい。
分布:本州、伊豆大島、
朝鮮半島、済州島、中国、ベトナム(基亜種)
奄美大島とその周辺の島嶼部、台湾(奄美亜種・固有の在来種)
成虫出現月:5〜10(幼虫越冬)
寄主植物:エノキ属
成虫・低温季型
https://photozou.jp/photo/show/1433095/135384391
温暖季型
https://photozou.jp/photo/show/1433095/268736620
似た姿のオオムラサキ5齢幼虫
https://photozou.jp/photo/show/1433095/265574917
成虫
https://photozou.jp/photo/show/1433095/145050164
齢の誤記を訂正、再アップ。
C0032-7
Albums: 写真アップ順一時置き場
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