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メスグロヒョウモン#6

Photos: メスグロヒョウモン#6

Photos: メスグロヒョウモン#5♀ Photos: モンキアゲハ#01

Damora sagana liane (Fruhstorfer, 1907)
タテハチョウ科 ドクチョウ亜科


山梨県北杜市 2021.6.6

♀♂で翅色が全く異なる。
羽化間もない♀。黒というより濃紺。実に美しい。
分布:分布:本州、四国、九州、
   朝鮮半島、中国、極東ロシア
成虫出現月:6、9〜10
幼虫食餌植物:スミレ類


http://photozou.jp/photo/show/1433095/140920910

C0055-6

Albums: Public

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Comments (3)

  • s.s.jyobitaki

    ♀と♂の色と模様の違いが凄い!
    本当に別の蝶みたいですね。

    12-18-2021 21:28 s.s.jyobitaki (7)

  • monroe

    s.s.jyobitakiさん

    日本のヒョウモンチョウで♀♂の色が大きく異なるのは、
    本種とツマグロヒョウモンだけですね。
    他の種は♀♂の差はあまりありませんが、
    本種を含む♂の前翅には、性標と呼ばれる、香りを出す特殊な鱗粉が集まって、
    黒い筋模様が♀より太くなっている部分があります。
    ♀の周りを飛ぶことによって香りで♀を刺激すると思われますが、
    本種などはそれに加えて、♀はその翅色で、
    「私はここにいるわ」と視覚的なアピールをしていると思われます。
    (ヒョウモンチョウの中には、♀が体内に毒を持つ種に擬態している種がおり、
    ツマグロヒョウモンはその代表例ですが、このメスグロヒョウモンも
    何か別の毒蝶に擬態している可能性があります。ただそのモデルは不明です。)

    人間の目には♀♂どちらも同じ色に見える場合でも、
    彼らには見える紫外線下では違う色に見えていると言われています。

    12-19-2021 01:45 monroe (30)

  • s.s.jyobitaki

    monroeさん

     ありがとうございます。
     ヒョウモンチョウの中には、♀が毒蝶に擬態!することもあるのですね。
     生き残るための不思議が一杯です。

    12-20-2021 22:47 s.s.jyobitaki (7)

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