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廃校

Photos: 廃校

Photos: キエグリシャチホコ 20161020 Photos: 朽葉のパーティードレス#2

蔵出しです。
2016年10月撮影。

野迫川村池津川の廃校(小学校分校)です。
小さな木工製品の加工場に利用されているとか。

野迫川村は155平方Kmで、人口わずか347人(2020 11 1)の奈良県吉野郡の村です。
自分が知っているここ10年で人口は100人以上減りました。

かつては林業で盛んだった地域の子供たちで賑わっていただろう校舎は、今寂しげに佇んでいました。
高校になるとみんな町へ出て、そのまま現地で就職するかさらなる大学に行くことになって、村に戻らなくなります。
そうして過疎化がどんどん進みます。

隣接する十津川村は人口3073人と大きな差があります。
地元産業、温泉、観光地などを抱える十津川村は過疎にはなりません。

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Comments (4)

  • たけ丸

    美しい自然に囲まれた学び舎の姿は地元人でなくても回顧心を呼び起こしますね。
    自然美と人工美・・・悩ましいことです。

    12-23-2020 10:38 たけ丸 (0)

  • norak のら

    たけ丸さん

    紀伊半島の多くの地域では植林が進み、見渡すかぎり針葉樹の森です。整然と植えられた杉の緑はそれはそれで美しいのです。

    でも、落葉広葉樹が伐採された土地には土壌が形成されません。大地の保水力が乏しいのです。雨が降ると山の地面は小川のようになりわずかな土をも運んでいきます。
    そのため雨季や台風の大雨などで土砂崩れが頻発します。倒木や割れ岩石が渓谷に溜まって一時的な天然ダムができます。そのダムは脆くてすぐに決壊して鉄砲水になって麓の村を襲います。

    東日本大震災と同じ年に起きた紀伊半島豪雨災害は多数の人命が失われ、過酷な地域の損害も地震津波報道の影になり、あまり大きく報道されませんでした。

    猛烈な大雨や大風など人知を持って防ぎ難しという自然災害もありますが、植林のような偏りに起因する被害は一考される必要があると思っています。

    12-23-2020 11:24 norak のら (8)

  • monroe

    スギ、ヒノキ林は遠目には整然として綺麗ですが、中に入って見ると薄暗くて単調で、植性がとても貧相で、土壌が痩せているのが一目瞭然ですね。奥多摩には落葉広葉樹林と隣接する場所がたくさんありますが、落葉広葉樹林は植物の種類が比較にならないほど多く、その豊かな光景との落差に毎度愕然とします。スギやヒノキ自体が悪いわけではなく、それらばかりで山を覆い尽くすことが問題なのですね。スギ、ヒノキ林の単調な深緑より、様々な緑色がランダムにある落葉広葉樹林の光景が好きです。同様に桜ばかり、もみじばかりが埋め尽くす人工的な光景も好きではありません。
    この校舎の周囲にはいろいろな木があるようで美しいですが、後方に少し見えているのはスギかヒノキの林のようですね。

    12-23-2020 14:56 monroe (30)

  • norak のら

    monroeさん

    全く同感です。
    落葉広葉樹林は植生の多さばかりでなく、昆虫や小動物の繁殖にも一役買っていますね。
    土壌を構成する微生物の多さなども針葉樹林とは比較になりません。そのような生態系の循環を考えた場合に先史以前から存在したであろうさまざまな樹木が雑多に繁茂した形態に帰結すると思います。自然が行う取捨選択は有意義だと思います。
    植林があまり得策でないとされ、それまで営林署や委託業者が行ってきた山林の維持管理がなおざりになり、間伐や枝払いもされずに放置されるケースが多々発生し樹木が弱って、これも土砂災害を引き起こす一因になっているようですね。

    12-23-2020 22:45 norak のら (8)

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